情報があふれる時代、人々は日々大量かつ細切れの情報にさらされ、純粋に知識を得て系統だった思考を楽しむことが難しくなっている。ところが、紙の印刷物が淘汰されると言われる中、図書館で本を借りて読む人が増えている。
国家図書館の統計によると、2014年に全国の図書館の入館者数はのべ6万人増え、本を借りた人の数は59万人増加、貸出した本は149万冊増えた。
新世代の図書館では、館内の読書空間も進化し、グリーン建築もあれば24時間サービスもあり、ユニバーサルデザインを取り入れるところもあって、より多くの人がサービスを享受できるようになった。図書館が地域の新たなランドマークになり、「一生に一度は行きたい」図書館と呼ばれるまでになっている。