パワフルなハーモニカ楽団

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2017 / 6月

文・許容榕  写真・茱蒂口琴樂團 翻訳・山口 雪菜


YouTubeで茱蒂口琴楽団(Judy's Harmonica Ensemble)を検索すると、ドレスとタキシード姿の若者5人が舞台に立ち、大小のハーモニカを構えた姿が映し出される。次の瞬間、まるで稲妻のように音楽が会場全体に響き渡る。小さなハーモニカで演奏される「謎魂(ラビリンス)」が、嵐のように会場を包み込み、まるで管弦楽団のような迫力である。


茱蒂ハーモニカ楽団は2002年春に設立された。平均年齢は32歳、5人のメンバーは全員、師範大学付属高校ハーモニカクラブの出身である。最初はトリオだったが、後にクインテット(五重奏)となり、台湾で最初にクインテットでハーモニカ演奏を始めた楽団である。

五重奏の内訳は、半音ごとの音が出るクロマチック・ハーモニカが3本、バス(低音)ハーモニカ1本とコード・ハーモニカ1本だ。クロマチックがメロディを吹き、バスがリズムを刻み、コードが和音を奏でる。

美しい誤解

楽団は設立15年、これまでに300回以上のステージで演奏してきた。街頭パフォーマンスから全台湾ツアー、そして香港、韓国、マレーシア、日本、中国などでもツアーを行なってきた。クラシックからフォークやジャズ、ポップス、映画音楽まで演奏する。「ワールド・ハーモニカ・フェスティバル優勝」、「アジア太平洋ハーモニカ・フェスティバル三冠王」に輝く、世界に知られたプロのハーモニカ・アンサンブルである。

ここまでの道のりは平たんではなかった。師範大学付属高校で、ハーモニカクラブに入ったきっかけもさまざまで、林穎知は「ギタークラブが偉そうだったから」と言う。バスハーモニカを担当する盧怡臻は、最初は興味がなかったが、先輩に誘われ、以来ハーモニカに夢中になった。クロマチックハーモニカを担当する李譲は、幼い頃から音楽を学びたかったがきっかけがなく、高校の時に父親がハーモニカを吹けることを知り、「簡単だぞ。楽譜が読めなくても吹ける」と言われたので、それならと始めたのである。

団長の荘筑迪は、従兄の影響で自分からハーモニカクラブに入った。その頃に、楊志暉と一緒に2001年に台北のハーモニカコンクールの三重奏部門で優勝した。この年、荘筑迪と楊志暉は世界的なハーモニカ楽団アドラー・トリオの演奏を見る機会があり、衝撃を受けた。自分たちも彼らのようになりたいと思い、翌年二人は茱蒂ハーモニカ楽団を結成したのである。

荘筑迪は大学の美術学科に進んだが、ハーモニカに熱中し、楽器店でハーモニカを教えながら海外コンクール参加の資金を稼いだ。大学4年で休学を決意した時、周囲は驚き、卒業だけはした方がいいと勧められたが、「もう美術はやらないと100%決めていました」という。彼は当時、輔仁大学ソーシャルワーク学科に学んでいた李譲にも声をかけて休学させた。幸い、楽団結成から間もなく、日本で開催されたアジア太平洋ハーモニカ大会のトリオ部門で2位に入り、荘筑迪はようやく周囲の理解を得ることができた。

ハーモニカは若い楽器である。ハーモニカが誕生したのは1812年のドイツで、まだ205年と歴史は浅い。新型のクロマチックハーモニカ、バスハーモニカ、コードハーモニカも後に開発され改良されたものである。団長の荘筑迪は、ハーモニカは軽くて携帯に便利だが、メリットがデメリットでもあるという。「簡単に吹けますが、音量が小さく、共鳴もしないので、うまく吹くのは難しいのです」という。他の楽器が演奏できるメンバーも、ハーモニカは難しいという。

「簡単」でいて簡単ではない

扱いも難しく、気候の影響を受ける。クロマチックハーモニカの場合、空気が冷たいと内部で結露を起してバルブが貼りついてしまい、音が出なくなる。そこで彼らは演奏前に暖房やドライアーでハーモニカを暖めておく。

ただ、扱いにくさは魅力でもある。楽器自体の構造がシンプルなので「人」が楽器の一部となるのだ。李譲は「人の口腔が共鳴腔となるので、誰一人として同じ音色の演奏家はいません。演奏家の性格が反映されるのです」と言う。

台湾では数少ないプロのハーモニカ楽団として、自分たちで道を開かなければならない。演奏する曲目も、ハーモニカ用に作曲された楽曲というものはなく、ピアノのできる盧怡臻が時間をかけて編曲する。また、ハーモニカは音量が小さいのでアンプが必要だが、一般の音響技師はハーモニカをよく知らない。そこで荘筑迪はハーモニカにふさわしい音響と収音技術を研究し、交響楽団のような迫力ある演奏を可能にした。演奏会には自ら音響設備を持っていき、台北市吉林路には録音用の小さなスタジオも設けた。

以前は五線譜が読めなかった李譲も自ら作曲を手掛け、楽団用に組曲「緑洲」「謎魂」「測絵者」を創作した。ハーモニカと言えば三重奏や四重奏が多いが、茱蒂楽団は「五重奏」である。「一人増えるだけで大きく違います。四つのメロディにリズムが加わると、混声四部のようになり、完全な音楽になります。演奏と編曲の幅も大いに広がるのです」と言う。

甘い果実

演奏と教育の役割を担う彼らは、大きな花を開かせてきた。盧怡臻によると、台湾中南部の小中学校ではハーモニカクラブが普及しており、すでに「五重奏」が主流になっている。荘筑迪は、日本で演奏した時に、聴衆の大部分が高齢者であることに驚いたという。日本の演奏家によると、日本の若者はハーモニカのことをよく知らないのだそうだ。「日本に比べると台湾でのハーモニカ教育は成功していますし、ますます盛んになっています」と言う。

2016年、茱蒂ハーモニカ楽団は、プロの楽団として記念碑となる演奏会を行なった。台湾音楽界の殿堂である国家音楽庁(国立コンサートホール)で演奏したのである。「これは私たちの長年の夢でした」と荘筑迪は言う。内外の著名音楽家だけが立てる国立コンサートホールの舞台に、14年目にしてようやく立つことができた。

このコンサートは「測絵者」をテーマとし、ジプシー音楽、アルゼンチンタンゴ、ルーマニア音楽を演奏する他、李譲オリジナルの新たな組曲も発表され、大成功を収めた。

ハーモニカとの出会がなければ、彼らの人生は違っていただろう。「決して手放せないほどハーモニカが好きです。一生をかけて愛せるものに高校時代に出会えて幸運でした」と荘筑迪は言う。林穎知は、漫画『名探偵コナン』に喩えてハーモニカの魅力を語る。「コナンの中に、『見た目は子供、頭脳は大人』という言葉が出てきますが、それと同じです。ハーモニカは他の楽器に比べると構造はシンプルですが、奥が深いのです。ピアノにはたくさんの鍵があり、運指を練習し、演奏も派手です。それに比べるとハーモニカの穴は10個しかなく、複雑なものでもボタンがついていたり、二列になったりしているだけで、変化は演奏者の口腔と舌が頼りです。それ以外の技術は外からは見えません」

シンプルな楽器を用いてシンプルではない楽を奏でる。これこそ茱蒂ハーモニカ楽団の優れた点なのではないだろうか。

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吹奏震撼樂章 茱蒂口琴樂團

文‧許容榕 圖‧茱蒂口琴樂團 翻譯‧Geof Aberhart

在YouTube上搜尋「茱蒂口琴樂團」,會出現5個年輕人身穿晚禮服站在舞台,手上拿著大大小小的口琴,蓄勢待發。當第一個音符響起,快如閃電、震攝全場。一曲《謎魂》迷倒眾生,樂曲猶如狂風暴雨,沒想到小巧的口琴,竟營造出有如管弦樂團的磅礡氣勢。

 


 

「茱蒂口琴樂團」成軍於2002年春天,團員平均年齡32歲,5位成員均來自師大附中舒馨口琴社。一開始以三重奏出發,後專注於五重奏,是台灣最早以「五重奏」編制演出的口琴樂團之一。

五重奏的樂團編制,包括三把半音階口琴、一把低音口琴及一把和弦口琴。半音階口琴負責主弦律,低音口琴掌控低音及節奏,和弦口琴則是和聲。

團員盧怡臻表示:「大家普遍覺得,口琴是個不怎麼樣的樂器。我們還不知道自己的能力在哪裡,但都想要把五重奏的演奏方式做到最好。』

美麗的誤會

茱蒂口琴樂團成軍15年,經歷三百多場的表演,當過街頭藝人,巡迴全台灣,也征戰世界舞台。曾受邀至香港、韓國、馬來西亞、日本、中國等地巡迴,風格兼顧藝術與流行,曲風遍及古典、民謠與爵士,也和流行音樂接軌,演奏知名電影配樂。茱蒂口琴樂團坐擁「世界口琴大賽冠軍」、「亞太口琴節三冠王」等頭銜,是世界知名的職業口琴樂團。

有此成績得來不易,團員們早早就確認一生追求的志業,他們雖都來自師大附中舒馨口琴社,但和口琴結緣,可說是「誤打誤撞」。演奏低音口琴的楊志暉,原本要加入的社團是國樂社,最年輕、個頭最小的林穎知,加入口琴社竟是因為「吉他社人多很囂張」。吹奏半音階口琴的盧怡臻回憶,她一開始對口琴沒興趣,還說:「吹口琴的樣子很難看,我才不要加入這個社!」但因為直屬學姊力邀,她勉為其難加入,沒想到一頭栽進去。另一名演奏半音階口琴的李讓,則是從小想學音樂卻不得其門而入,直到上高中,意外發現爸爸會吹口琴,爸爸隨口應答,「吹口琴很簡單,不用會看譜」,李讓因而誤認口琴真的簡單。

團長莊筑迪,應該是最認真的一位了,受到表哥影響,考上附中後便主動加入口琴社,期間他和楊志暉組隊參賽,獲得2001年第一屆台北重奏大賽三重奏冠軍。這年,莊筑迪和楊志暉目睹世界級口琴樂團「艾德勒三重奏 The Adler Trio」在台演出,極為震撼,立定志向要向他們看齊,隔年兩人成立「茱蒂口琴樂團」。

莊筑迪大學念美術系,卻「不務正業」瘋狂玩樂團、出國比賽,在樂器行教琴,開銷足以自理,大四時毅然決定休學,家人覺得錯愕,力勸他念完大學,但莊筑迪說:「我真的已經百分之百確定,不會再搞美術了。」事實上他還慫恿當時唸輔仁大學社工系一年級的李讓一起休學,好專心經營樂團。所幸創團之初,樂團就獲得「日本亞太口琴大賽」重奏組冠軍及三重奏亞軍,吹出好成績,莊筑迪獲得家人支持與諒解。

「簡單」不簡單

口琴是很年輕的樂器,世界第一把口琴誕生於1812年的德國,問世僅僅205年,新型的半音階口琴、和弦口琴、低音口琴更是晚進才發明改良的機種。相較於管弦樂器、鋼琴等,口琴還在進化中、有改善空間。團長莊筑迪表示,口琴體積輕便、攜帶方便,是優點也是缺點,「口琴雖然容易吹奏,但音量很小、聲音沒什麼共鳴,要吹得好聽還滿難的。」團員中不乏會演奏其他樂器的人,但大家一致公認,口琴其實是最難的樂器。

口琴除了表演難發揮,還很「難搞!?」莊筑迪笑說,口琴極受氣候影響,以半音階口琴為例,它的膠片裝置無法排水,天冷吹氣演奏時,水氣會在膠片上凝結積水,簧片就會通風不良,「吹下去就會沒聲音。」為了克服困難,他們表演前會準備暖氣、吹風機,甚至要抱著口琴,以人體溫度為口琴「暖機」,前團員李孝明還發明可接行動電源的電熱毯,來替口琴保暖除濕。

不過,口琴的難搞也正是它迷人之處,因為樂器本身的結構限制,「人」也變成樂器的一部分。李讓就對口琴情有獨鍾,他興奮說:「人的口腔就是共鳴腔,所以全世界演奏家的音色都不一樣,它會忠實反映出演奏家的性格。」那屬於演奏家李讓的音色是什麼?他大方笑說:「娘娘的!」他和同樣吹半音階口琴的莊筑迪,現場演奏同一曲,李讓吹出的音色行雲流水,聲如其人,莊筑迪的聲音較為渾厚,有團長之威。

身為台灣少數的職業口琴樂團,作為開路先鋒很多事都要自己來。就拿演奏曲目來說,實際上,並沒有為口琴專門創作的音樂,有鋼琴基礎的盧怡臻,花很多時間鑽研編曲。此外口琴音量小,極需要音響擴音,但一般音效師傅對口琴並不了解,莊筑迪研究適合口琴的音響及收音技術,為了讓小小的口琴有交響樂的震撼演出,他們出外表演會自備音響設備,在台北吉林路的小小工作室,還有一間錄音室。

從前看不懂五線譜的李讓,更成為作曲人,替樂團寫出《綠洲》、《謎魂》、《測繪者》組曲。李讓說,口琴在50年代的西方很流行,它和電視喜劇的表演形式結合,但時代變了,娛樂型態改變,口琴在西方沒落,但在亞洲剛起步,一開始以三重奏、四重奏居多,而茱蒂口琴樂團開創「五重奏」風氣,「只是多了一人就很不同,四個有音高的線條,加上一個節奏樂器,有如混聲四部,可以做出很完整嚴謹的音樂,從中挖掘一些不同的可能性,演奏或編曲都變得很有挑戰和樂趣!」

吹出甜美果實

每一次巡演就是一股感動,每一次教學就是一種傳承,茱蒂口琴樂團身兼表演及推廣的雙重角色,他們長年的努力,在台灣這片土地開花結果。

盧怡臻說,在中南部的小學、國中,口琴社逐漸普遍,「五重奏」的表演形式成為主流。莊筑迪也有感而發,他們日前到日本表演,看到台下觀眾都是銀髮族,嚇了一跳!據同台的日本演奏家透露,日本的年輕人已經不認識口琴了,「他們以為口琴是直的!相較於日本,其實台灣在口琴推廣和重奏上,算滿成功的,這幾年發展越來越好。」

2016年,是茱蒂口琴樂團職業生涯的里程碑,他們如願登上台灣音樂界的最高殿堂「國家音樂廳」,莊筑迪說:「這是我們想了很久的事情。」

國家音樂廳的演出者,通常是名滿中外的音樂家,包含獨奏、合奏、交響樂、管弦樂團等各種表演,表演檔期競爭激烈、一檔難求。茱蒂口琴樂團耕耘到第14個年頭,終於爭取到登台機會,替老是被小看的口琴爭了一口氣。音樂會以「測繪者」為題,曲目包括熱情的吉普賽音樂、激昂的阿根廷探戈、活潑的羅馬尼亞音樂、以及李讓為「測繪者」打造的原創口琴重奏組曲世界首演,表演獲得全場喝彩。

若不是因為與口琴相遇,他們的人生會很不一樣,他們很早就感覺到,口琴在他們生命中的地位,幾乎無可取代。莊筑迪感性地說:「我喜歡口琴到無可自拔的程度,我可以在高中就遇到我這輩子最喜歡的東西,真的很幸運。」林穎知則一邊把玩和弦口琴,一邊以漫畫《名偵探柯南》妙喻口琴的魅力:「柯南不是有一句話,看似小孩,但智慧卻過於常人?口琴跟其他樂器比起來構造很簡單,但它可以很奧妙,不像鋼琴有很多琴鍵,要練習指法、彈得眼花撩亂,口琴最簡單的只有十個孔,那頂多加按鍵、變兩排,其實變化是在於你自己口腔、舌頭,所下的功夫是外人看不出的。」

以身為度,用簡單的樂器,演奏出不簡單的聲音,這或許是茱蒂口琴樂團,最了不起的能耐。

The Powerful Sounds of Judy’s Harmonica Ensemble

Jojo Hsu /photos courtesy of Judy's Harmonica Ensemble /tr. by Geof Aberhart

Search for “Judy’s Harmonica Ensemble” on YouTube and you’ll find five young people in even­ing wear standing on stage, clasping in their hands harmonicas of various sizes. The first note rings out, sending a shockwave through the audience. The piece, entitled “Labyrinth,” certainly has the audience seemingly feeling lost, wondering how instruments so small could produce a sound on par with the majesty of an orchestra.

 


 

Judy’s Harmonica Ensemble was formed in the spring of 2002. The five members, average age 32, all come out of the Cozy Harmonica Club of the Affiliated Senior High School of National Taiwan Normal University, and together they form Taiwan’s oldest harmonica quintet. The quintet is made up of three chromatic harmonicas, one bass harmonica, and one chord harmonica. The chromatics are responsible for the main melody, the bass handles the bassline and rhythm, and the chord harmonica plays, well, the chords.

Beautiful misunderstandings

In their 15 years together, they have put on over 300 concerts, been buskers, toured Taiwan, and even stepped onto the world stage. They have been invited to tour Japan and South Korea, playing everything from classical to folk and jazz, as well as a few well-known movie themes. Judy’s Harmonica Ensemble has earned titles like World Champion at the World Harmonica Festival and Triple Champion at the Asia Pacific Harmonica Festival, becoming a world-renowned professional harmonica ensemble.

The members may all have been part of a harmonica club at high school, but their ties to the instrument itself could be considered beautiful misunderstandings. Yang Chih-hui, who plays the bass harmonica, originally wanted to join the traditional Chinese music club, while Lin Ying-chih joined because “most of the people in the guitar club were snobs.” Lu I-chen, who plays chromatic harmonica, was invited by another student and joined reluctantly, never expecting she would soon fall head over heels for the instrument.

Another chromatic harmonicist, Li Jang, joined because his father told him the harmonica was easy and didn’t require learning to read music, “which was definitely a misunderstanding.”

Meanwhile ensemble leader ­Chuang Chu-ti joined the club as soon as he got into the school, having been bowled over by his cousin’s harmonica skills. After seeing the world-famous harmonicists the Adler Trio perform in Taiwan, ­Chuang was astonished by their music and wanted to emulate them. He formed Judy’s Harmonica Ensemble with Yang Chih-hui the following year.

Even as an art major at college, ­Chuang continued to be mad about the harmonica, playing in competitions abroad and teaching the instrument on the side. Once he started making enough to get by, he decided to put his studies on hold. “I was already 100% sure I didn’t want to get into the arts,” he remarks. Fortunately for ­Chuang, in the group’s early days they won the ensemble division and placed second in the trio division at the Asia Pacific Harmonica Festival, which soon earned him his family’s support and understanding for his decision.

Not so simple

The harmonica is a young instrument, first coming into the world in Germany in 1812. Even more recently, it has expanded out into various kinds of harmonica, including chromatic, chord, and bass. ­Chuang says that the harmonica is light and easily portable, which are both strengths and weaknesses. “Harmonicas might be easy to play, but they’re quite quiet and there’s no resonance, which makes it hard to make them sound really nice.”

He also jokes that it’s an instrument very susceptible to the climate. The chromatic harmonica, for example, isn’t particularly easy to drain water out of, so that when it gets cold, the condensation tends to accumulate, blocking airflow and all but silencing the instrument. Before performing, he uses all kinds of measures to warm the harmonica up, from heaters and hair dryers to simply holding it tight and using body heat.

However, the difficulty of the harmonica is what makes it so appealing to many—the structural limitations of the instrument essentially make the player part of it. Li Jang, who has a special soft spot for the harmonica, excitedly comments, “Your mouth is the resonance chamber, so every player around the world produces a different sound, a sound that faithfully reflects the ­player’s own personality.” And while there isn’t really much in the way of music written specifically for harmonica, Lu I-chen, who has a foundation in piano, has spent a great deal of time exploring composition. On top of that, being so quiet, the harmonica needs the help of a sound system to amplify it, but most sound engineers ­aren’t very familiar with the instrument. ­Chuang has done intense study into the sound systems and technologies best suited to getting the most powerful sound from little harmonicas. The group take their own equipment to performances, as well as having their own recording studio in a small workshop on Ji­lin Road, Tai­pei.

Li Jang, meanwhile, went from knowing nothing about musical staves to becoming the group’s composer, writing their pieces “Oasis,” “Labyrinth,” and “The Map Painter.” The decision to form a quintet came because “adding one more person changed everything. Starting with four higher-pitched instruments, we added a rhythm instrument, and that let us produce more rigorously complete music. It opened up some new possibilities, and made both performing and writing more challenging and more fun!”

Fruits of their labor

The hard work of Judy’s Harmonica Ensemble as both performers and promoters of harmonica music has begun to bear fruit across Taiwan. Lu notes that harmonica clubs have become increasingly common in elementary and junior high schools in central and southern Taiwan, with quintets the most mainstream form. 2016 was a landmark year for the ensemble, marking their debut performance at Taiwan’s premier music performance space, the National Concert Hall. Their concert was built around “The Map Painter,” with pieces as diverse as exciting Roma music, passionate Argentinian tango, vibrant Romanian music, and the debut performance of a suite specifically created for the concert. By the end, the ensemble had brought the house down.

The harmonica has come to be an irreplaceable part of the lives of the ensemble’s members. His voice full of emotion, ­Chuang says, “I like the harmonica to the point I couldn’t be apart from it. I’m so lucky to have found something I love so much while I was still in high school.” Lin Ying-chih, meanwhile, likens the harmonica’s charm to the hero of manga Case Closed, Conan Edo­gawa: “Conan looks like a child, but has smarts beyond most people. Similarly, the harmonica might seem structurally simpler than other instruments, but it’s a profound instrument. Pianos have so many keys and require so much fingering practice, but the most basic harmonica has just ten holes and, at most, a button to switch between two keys. That said, what really changes is your mouth shape, tongue position, and other things the audience just can’t see.”

What might be the greatest talent of Judy’s Harmonica Ensemble is their ability to take such a simple instrument and create such complex music.      

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