2004年4月号(日本語版5月号)の「光華」は「ニューエコノミーの魔法の杖――クリエイティブ産業」で例を挙げた。自由の女神修復の廃材で作った自由の女神フィギュアが350万米ドルの利益を生んだ。クリエイティブ産業のコアとなるビジュアルアート・音楽・パフォーマンスアートから映画・テレビ・建築等の応用、出版・広告・観光まで、創意の運用で平凡なものも宝になる。
記事ではフランツ・コレクション、雲門舞集(クラウドゲイト・ダンスシアター)、食養山房、霹靂布袋戯等の著名団体や研究者に取材した。林懐民は「クリエイティブ産業を語るには、まず文化を語り、それから産業を語るべき」と語った。霹靂布袋戯董事長・黄強華は「流行の視点で伝統を見る。ビジネスの視点で芸術を見る」と話した。こうした見解は10年経った今も通じる。
クリエイティブ産業には文化資本の積み重ねが要る。台湾には多彩な文化の出会いの歴史があるが「鑑賞力」が足りない。「光華」同年10月号(日本語版11月)の「台湾の美の地図を描く」では、台湾には優れたアーティストがいるが、公共スペースに美がないと指摘した。光華写真チームは、このテーマに関心を集めようと、台湾全土で公共スペースとアートを繋ぐ写真を撮った。
10年経ち、台湾の公共スペースのアート化、アートの生活化は世界の目を集めている。2016年、台北がワールドデザインキャピタル開催地に選ばれた。台湾の文化とデザインの美がまた一歩グレードアップする。
文化クリエイティブ産業は廃棄物を黄金に変え、廃墟を人気スポットに変える。華山文創パークがその良い例である。
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