赤ん坊は泣き声で世界に降り立つが、研究によると早ければ17日で笑い声を立てると言う。泣く、笑うは、人間の本能なのであろう。それなのに世の浮き沈みを経て、大人の笑顔と笑い声は減っていく。
数年前、笑いのリーダーたちが笑いの力で子供の頃の心を呼び戻そうと、台湾に笑い運動を広め始めた。さらに、憂い顔の支配するガン患者協会、精神病棟、麻薬中毒病棟、刑務所などにも笑いを広めていった。笑いは心身健康の良薬と信じているのだが、よく笑うだけで健康になれるものなのか、どうやって笑顔を伝えるのだろうか。
毎朝7時前、内湖の碧山公園には早起きの人々が散歩やジョギング、太極拳、ダンスなどに集まってくる。湖畔の東屋付近の歩道にも10数人が集まり、大きな笑い声が響く。人目は気にせず、全身の力を振り絞り、顔の筋肉を捻じ曲げ、手足を振りながらの力強い張りのある笑い声が湖の向う岸まで届く。
「次はカモシカのジャンプです。角は両手を耳に当てて」と「愛笑倶楽部」とプリントされた白いTシャツ姿の黄貴帥が笑いながらカモシカのジャンプを指導する。
彼らは実に様々な笑い方を試みている。初対面であれば握手しながら挨拶笑い、親指を口元に当てて牛乳を飲むまねをしながら身体を揺らす牛乳笑い、ライオンのように口を開け、舌を出しながらの吠え笑い、ゴールに駆ける100メートル走笑い、輪になって原住民舞踊を踊る笑い、弓引き笑い、無言笑いなど数十種に上る。毎朝の愛笑倶楽部では20数人のメンバーが、ストレッチから始めて1時間、愛笑運動として実践している。脳にも腹にも笑いが満ち、楽しい心持ちで一日を始める。
汐止のガン患者協会のメンバーは、高瑞協の指導のもとで「笑い気功」を練習し、誰もが子供のように楽しんでいる。
心の中の子供を呼び起せ
メンバーたちは「笑うと涙が増えてドライアイが治り、目薬がいらなくなりました」とか「息が切れて酸欠の時は大きく笑うと、額に汗が浮いて、寒いときの生姜湯のような効果があります」「以前は予防接種しないとすぐ風邪を引いたのに、今年は予防接種なしでも風をひかず、免疫力がついたような気がします」などと言う。
愛笑倶楽部のボランティア黄貴帥は三軍総病院産婦人科の医師だが「笑いには理由は必要なく、楽しくなるのも簡単で、ただ笑う気になるかどうかです。笑えば子供に戻り、ストレスを和らげられます」と言う。
黄貴帥が愛笑運動を推進し始めたきっかけは、家族の境遇だ。その暗い気持ちから笑いの力を知った。
3年前、黄貴帥の岳父は頚部リンパ腫から第三期鼻咽頭ガンと診断され、婿である彼の勧めで入院して放射線と抗がん剤治療を始めた。
その治療は苦しいもので、嘔吐や口腔の爛れ、嚥下の困難、声帯の腫れ等の症状が出て、本人も家族も苦しんだ。しかもようやく治療が効果を見せて好転したと思った時、稀にしか起らない敗血症を併発し、2週間後に世を去ってしまった。診断から最期まで、わずか半年足らずであった。
生死を見慣れてきた黄貴帥でさえ、これは大きな打撃だった。「医者の私の勧めがあって父は苦しい治療を耐え忍んだかと思うと、自責を感じました。しかも医学的には最悪のガンではない鼻咽頭ガンなのに、治療できなかったのです」と、自責から家族にも自分にも向き合えなくなり、鬱状態に陥ってしまった。
そんなある日、診察していると患者から「先生、鬱じゃないですか、先生のほうが病人みたいですよ」と言われた。その言葉に驚いた彼は、立ち直らなければと思ったのである。
汐止のガン患者協会のメンバーは、高瑞協の指導のもとで「笑い気功」を練習し、誰もが子供のように楽しんでいる。
世界的な運動
黄貴帥は、数年前のアメリカ研修時、テキサス州立大学のアンダーソンがんセンターで参加した患者向けの太極拳やヨガ、瞑想、マッサージなどのプログラムを思い出した。また「ユーモアのパワー」という文章も思い起し、笑いこそ良薬と思いついたのである。
そこでネットで資料を集めたところ、台湾にも愛笑倶楽部があり、「笑いヨガ」や台湾流の「笑い気功」もあることを知った。岳父が亡くなってから1ヵ月後、彼は愛笑倶楽部の代表、陳達誠に会いに行き、桃園県五酒桶山の土地公廟前広場で訓練に参加した。
黄貴帥はこの運動をストレスの多い台北に広めようと提案し、笑いヨガのメンバー育成プログラムを開始した。こうして4年、愛笑倶楽部は桃園、台北の国父記念館、台湾大学、三軍総病院、永和四号公園から、遠く台南、屏東にまで広がり、参加者は万を数える。
「笑いヨガ」は、インドのムンバイの開業医が始めたものである。開業して25年の彼は、ムンバイの人が笑わないことに気づき、1995年に笑い声をムンバイに広めようと考えた。そこで初日は友人を誘い、公園で順番に笑い話を始めた。10日後、笑い話のネタが尽きたが、周りを囲む人は増え続け、笑い声も大きくなっていた。そこでこれを運動にできないかと考え、ヨガの指導者であった妻と笑いヨガを開発した。
笑いヨガの動きは非常に簡単で、手を叩いて掌のつぼを刺激するウォーミングアップから始め、「カッカッハッハッハ」と笑う。カッカは息を吸い、ハッハで息を吐き、腹式呼吸を行って体を振動させ、内臓に酸素を行き渡らせリラックスするというものである。
2004年、医療器材店を営む陳達誠は、ディスカバリー・チャネルの笑いヨガ紹介を見て、場所も要らず、年齢制限なく誰でもできる運動に興味を惹かれた。そこでインドの医師に連絡を取り、スイスの養成講座に参加し、戻ってから普及に力を入れ始めた。
しかし、台北のヨガ教室で笑いヨガを教えたことのある陳達誠は、ヨガ経験のある人はこれはヨガではないと思うと言う。ヨガの難度の高い動きには練習が必要だが、誰でもできる笑いヨガは動きが単調で面白くないと、ヨガ教室の参加者には受け入れられなかったのである。
「大切なのは気持ちで、習慣となった心構えを解き放ち、子供の心を取り戻すことです」と陳達誠は言う。笑うのは実に簡単で、口角を上げるだけで気持ちが変わり、気持ちが変われば世界も変わる。毎日彼とともに公園で運動する忠実な参加者のほとんどがガン患者だ。彼らこそ、楽しい心持ちの重要性を知りながら、自分一人の笑いの力の限界を悟り、仲間同士励ましあって笑いを伝えようとしているのである。
高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
台湾の「笑い気功」
外来の笑いヨガだけではない。台湾製の笑い気功もある。
木曜日の朝、高瑞協は決まって汐止の康寧街のオフィスビル内にあるガン患者新生命協会に出向き、気功を教えている。
200坪の協会は大きな家のようで、事務所もあればキッチンから図書室、教室まである。旋転、笑い気功、マッサージ、ヨガ、座禅など様々なコースが朝から組まれている。
11時になると、患者とボランティアはフローリングの大教室に座る。高瑞協の指導の下、子供が家の門口に座るように足を広げ両手を自然に下ろす。ついで両手を挙げ、口を大きく広げて、欠伸をするように長くハーと息を吐いてリラックスする。これを3回やると、体が次第に温まってくる。
次に腹を縮めて頭を自然に下げ、口を広げて頭を上げ、腹部からハハハと声を立てる。その笑いの気を長く続け、途切れることなく笑い続け、床に倒れこみ、傍目も気にせず転がる。こうなると目には涙が溢れ出し、口には痰まで出てくる。
三番目はリラックスして立ち上がり、息を吸いながら手を挙げ、次に腹に手を下ろし下に沈んで蹲り、半分蹲ってから立ち上がる。立ち上がりながら5本の指を広げて、大きくワッと声を出す。
笑い気功の基本動作は計8種類あり、高瑞協は随時動作を入れ替える。今日の参加者は、鼻咽頭ガン、胃ガン、大腸ガンなどの患者20人余りである。開始前に初めての人がいると、高瑞協は手術後3ヶ月未満、重い痔、緑内障、癲癇患者などは無理をしてはならないと特に注意する。傷口や病状が悪化しかねないからである。
多くの人はガンと診断されると、なぜ自分がと落ち込む。そんな時、高瑞協は「悔しい、すごく悔しい、本当に悔しい」などと叫ばせる。それから両手を大きく空に広げ、伸ばしてから大声を立てると、そんなストレスから解放される。
最後に自分の腫瘍の場所を撫でながら「悪い細胞は反抗期の子供のようなものと思いましょう。これも体が発する酸素不足の信号と受け入れ、笑い気功で体に不足する酸素を補給するのです」と説明する。
運動を終えると、体中の細胞が笑ってリラックスしたような気になる人もいれば、笑いすぎて顎が疲れたり、お腹が痛くなる人もいる。また思い切り笑う人を見て自分にも伝染したり、笑いすぎて泣く人など、患者の反応は様々である。
人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。
笑いの中の気
笑い気功を推進する56歳の高瑞協は、トイレットペーパーを製造する瑞豊造紙公司の副董事長であった。10年前から笑い気功を始め、3年前には正式に会社を退職した。
大笑いすると慈悲深い笑い弥勒菩薩のようで、厚みがありよく響く笑い声の高瑞協だが、実はかつては部下が恐れをなす地獄の訓練の鬼教官だった。10数年前、台湾企業でも地獄の特訓キャンプが流行した。規律や業績アップ、社員の士気向上のためだったが、中でも代表的なコースが早朝に周囲を掃き清めて、正門に並んで体操してから、大声で「成功するぞ」などと叫ぶことであった。
鬼教官は家族を大切にせず、奥さんとの会話もなくなっていたが、奥さんに引っ張られてカウンセリングや自己啓発コースに参加するようになった。
高瑞協はこうして精神的に成長し、身体や声、潜在能力の開発を志し、カナダの著名な自己啓発コースにも参加した。その後、漢方の経絡や太極拳、気功など丹田呼吸や呼吸の整え方なども学び、これを数年かけて整理して「笑い気功」を開発したのである。
会社を説得して資金援助を受け、「成長列車」というラジオ番組を開始、心身と魂の改革を提唱した。退職後はさらに全力を上げて笑い気功の普及に努め、麻薬中毒治療施設や精神病棟、患者協会など、笑いの欠けた場所に出かけていった。
「笑い気功とは、笑いに気があり、気に笑いがあるということです」と高瑞協は説明する。中国の気功には多くの流派があり、道教、仏教、民間武術にもそれぞれの修練方法がある。笑い気功が手本とするのは仏教気功の「丹田だけを意識し、気がどの経絡を回るかは重視せず、つぼを覚える必要もない」という方法で、中国の八段錦の気功に似ている。
忙しい現代人は毎日1時間の練習時間も見つけられないため、高瑞協は笑い気功を簡易版にまとめ「筋を伸ばし、気を広げ、息を整える」とし、毎日5〜10分の練習で気分をすっきりさせられるようにした。
これは朝の起床で腰を伸ばすのと同じで、両手を下げ、十本指を交差させ、掌を上に頭の上まで伸ばしていく。一番高いところまできたら手を離し、口を開いてハーッと声を出し、両手を円を描いて自然に下ろしていくものである。
人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。
笑いの奇跡
87歳の梅お婆ちゃんは坐骨神経痛を患い、痛くて歩けず、ご主人が世話をしていた。2001年のこと、そのご主人が便秘のため病院で浣腸してもらったのだが、何の危険もないはずの簡単な処置が原因で肺炎を起し、9日後に世を去ってしまった。梅お婆ちゃんはこの事実を受け入れられず、ご主人の後を追いたいと嘆き、食事も喉を通らなくなった。67キロの体重が50キロまで減り、鬱症状まで現れだした。
その後、孫の友人の紹介で汐止の患者協会にやってくるようになった。最初は笑顔一つ見せなかったのが、泣き笑いを始めてから、笑いの感染力が伝わっていった。今ではボランティアとして、笑い気功の普及に協会を代表してニュージーランドやカナダまで出かける。
高瑞協は台湾大学病院と台北市立病院松徳分院精神科で患者の訓練を行っているが、一人一人の状況が違うことに気づく。中高年で失業のため鬱となった人や失恋で傷ついた人は、最初から自分を解放し、大声で笑うことができた。ところが生きがいを見出せず鬱々とした老婦人や学校でいじめにあった女子中学生などは、1時間過ぎても頭を下げたまま、人をまともに見ることができない。
「反応は両極端で、すっかりリラックスして笑う人もいれば、無理して作った笑顔はニセモノだと考える人もいます」と看護師は観察する。
「不安や鬱の患者は心に溜め込み、胸に苦しさを感じます。笑いの運動で体を伸ばし、大声を出すのはいいことです」と松徳分院の精神科医湯華盛は言う。少し気持ちを楽に持つように患者に言うのだが、患者は長期的な焦りや不安のマイナス思考にとらわれ、すぐそこから抜け出せそうにもない。そんな時、導く方法が必要になる。
「神経網は使わないと衰えます。毎日笑っていると、次第に脳の中の悲観的な神経回路に楽観的な回路が形成され、新しい幸福のバイパスが出来上がるのです」と湯医師は言う。
「台湾語の歇喘とは、一時息を休めることで、仏教の楞嚴経に言う『狂心頓歇、歇即菩提』つまり狂心が止むと悟りが開けます。しばしの心の平静なのです」と高瑞協は言う。努力して気功を続けても、再発を防げるとは限らない。ある患者は3年後にガンが再発し、死への恐怖から心はさらに乱れた。麻薬中毒の病棟では、薬が切れて発作が起るとより苦しくなる。高瑞協は、苦痛を無理に押さえようとはしない。そうではなく一時的な気分転換、呼吸を整えて大笑いし、涙と笑いで洗い流し、酸素を体に取り入れて緊張を緩めるだけである。
「お願いですから、10分間だけ、息を吸い込んで、欠伸をして、体を伸ばし、少し力を蓄えてから、また悩みましょう」と、高瑞協が声をかけると、患者たちは素直に言うとおりにする。大笑いをした後で感想を聞いてみると「自然に任せます。悩んでも仕方ないですからね」と答えが返ってきた。
笑いは感染力のある幸福な心持ちで、周りの人の笑顔を見ると、口元が自然に緩む。お金のかからない養生法である。やってみて損はない。
毎日笑顔を忘れずに過ごしたい。
三軍総病院産婦人科の黄貴帥医師(左)は、毎週日曜の早朝、台北市内湖の碧山公園で「愛笑倶楽部」のメンバーを率いて思い切り笑う。カモシカが跳ねる姿やゾウの鼻などを真似しては腹の底から笑い、ストレスを発散させる。
人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。
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高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
三軍総病院産婦人科の黄貴帥医師(左)は、毎週日曜の早朝、台北市内湖の碧山公園で「愛笑倶楽部」のメンバーを率いて思い切り笑う。カモシカが跳ねる姿やゾウの鼻などを真似しては腹の底から笑い、ストレスを発散させる。
高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。
家族で経営する会社を退職した高瑞協と、心臓病児童協会ボランティアの林玉華は、麻薬中毒治療施設や精神病棟、患者の会などを巡り、笑いの種をまき続けている。
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人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。
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汐止のガン患者協会のメンバーは、高瑞協の指導のもとで「笑い気功」を練習し、誰もが子供のように楽しんでいる。
高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
高瑞協が開発した「笑い気功」の型は非常にシンプルだ。まず「伸筋」で力を抜いて立った状態で両手を高く上げ、「輾気」で口を大きく開けてあくびをし、「歇喘」で頭から腕へ少しずつ力を抜いていく。わずか5分で気分はすっきりする。
人の目など気にせず、歯を剥き出し舌を伸ばして思い切り笑う。体中に笑いの気を満たし、活力にあふれた一日をスタートさせる。