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旧市街、古い町並み、古い建物——台湾を再発見
文・李湘婷 写真・莊坤儒
2月 2016
台湾の歴史地図を開くと、古い町の時間の流れは止まったことがない。
古くから栄えた市街地の味わいは、庶民の生活文化そのものであり、豊かな文化的景観を伴う。それは新都市の発展の過程でも薄れることはなく、むしろ新鮮でユニークな魅力を放ち始める。
世界各地から台湾を訪れる旅人たちは、台湾にこれほどたくさんのストーリーがあること、そして物語を語るのが好きな人がいることに気付く。
テレサ・テンの歌った「小城故事(小さな町の物語)」の歌詞を思い出してみよう。
「小さな町には物語がたくさん。喜びと楽しみにあふれている。小さな町を訪れたなら、たくさんのものが手に入る。まるで一枚の絵、一曲の歌のよう。人生は真善美、ここには…」
台湾の北から南まで、古い町の物語もこの歌の通りである。
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