絵画で禅を説――易忠銭

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2018 / 1月

文・李珊瑋 写真・林格立 翻訳・久保 恵子


しっかりした美学教育が絵画の基礎を培うのだが、生活こそが創作の原動力となる。易忠銭(画名は蜀濤)は半世紀をベルギーに寓居し、異国での厳しい生活の中で強い意志を育み、次々と大作として表現し続けてきた。

紙背を貫くような緊張感をはらむ作品を前にすると、小柄な易忠銭はひ弱にすら見える。そのギャップから、却ってその強靭な個性が浮かび上がるようである。創作を愛し、教育に身を投じ、伝統的中華文化を異国において受け継いでいる。創作と教育の両者を貫くのは、心中に育む愛なのであろう。


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