民宿50点、ガイド50点
自分の民宿に点数をつけるとしたら「民宿は50点ですが、ガイドの50点を加えると満点です」と言う。
十三間影像民宿が案内する観光コースには、閩;南建築の集落探訪、軍事遺跡探険、自然生態観賞の3コースあり、希望によってオーダーメードのコースを組むこともできる。かつて自分が駐留した兵営などを見たいという老兵が来た時には、旅行ガイドなどには決して載っていない場所ばかり案内した。
今回、記者は「地雷区」を案内してもらった。古寧頭の荒地には、かつて軍が「10億の苦難する同胞」に向けてプロパガンダ放送を行なった壁がある。「八二三砲戦」の激戦区となった料羅湾海岸の林の中にある公衆便所に入ってみると、驚くべきことに、その下は一部隊が入れるトーチカになっていた。
行く先々に「地雷危険」の警告板があるが、蔡顕国はすでに撤去済みの場所と本当に危険な場所を知っている。地元で育った人だけが持つ智恵である。
1960年生まれの蔡顕国は金門の歴史の証人でもある。国共対立の緊張から戒厳令解除、観光自由化、そして「小三通」まで、興味深い話を聞くことができる。ディスカバリー・チャンネルも彼をコーディネーターにしてドキュメントを撮る計画を立てており、一味違う金門を求める人々は彼をガイドに指定する。「民宿は部屋を貸すだけではない」と言うとおり、蔡顕国とその写真民宿は、金門の大きな魅力となっている。

蔡家は金門島の瓊林集落で最も影響力のある一族だ。かつて官僚が多く出たため、同地には宗祠や家廟が多数ある。写真は蔡氏家廟の門に描かれた門神だ。

東北からの季節風が強いため、金門の各地には魔除けの「風獅爺」が立っている。これは瓊林集落の4つの風獅爺の一つ。

金門出身の写真家・蔡顕国は、写真芸術を広めるために「写真」をテーマとした民宿を開いた。

敷地約600坪の十三間影像民宿は、築150年の伝統的な閩南式建築で、清の時代には金門で広く知られる私塾だった。