読者からの応募作品 漁業と海産物 翻訳・山口 雪菜 2月 2023 中文 EN シェア 餌を狙う(余国輝) 馬公漁港には澎湖諸島最大の魚市場がある。夜が明けないうちから漁獲を満載した船が帰港し、魚市場が活気を帯び始める。水揚げされた魚は競りにかけられ、カモメも餌にありつきに来る。冬は大型の回遊魚が多い。銀色に輝く流線形のサワラは競りでは常に注目の的だ。漁師の主な収入源の一つであり、現地の人々はこれを白金と呼ぶ。夏になると、ハタや小イカ、コウイカ、クルマエビなどがおいしくなる。 漁業と海産物カジキを担ぐ(張良一) 自分の身体より大きいカジキマグロを市場の競り場まで担いで運ぶ。屏東県東港は台湾の遠洋漁業の中心地で、ここで水揚げされたキハダマグロ、クロマグロ、カジキマグロはすべて東港の魚市場で競りにかけられる。跳ねる(朱文増) 麗しの島、台湾には200を超える漁港がある。太平洋の近海を暖流の黒潮が流れているという恵まれた漁場があり、豊かな海産物が得られる。台9号線蘇澳鎮と南澳郷公路が交わる場所にある粉鳥林漁港では、大量の魚が水揚げされる。カツオ、トビウオ、フグなどが山積みとなり、漁師の苦労も報われる。ロマンチックな漁港の風景(張秀凰) 基隆の正浜漁港は日本統治時代には台湾最大の港で、最も繫栄した商業港だった。基隆市は現在ここをレジャーをメインとする観光漁港へと発展させている。漁港に面した建物をカラフルに塗り替えると、台湾のベニスと称えられるようになり、観光客に人気の撮影スポットとなった。日が暮れると静かでロマンチックな空気に包まれ、その美しさが人々を魅了する。富基漁港(潘桐錫) 北海岸公路沿い、富貴角の近くに位置する富基漁港は、漁業と観光や美食を兼ねた形で運営されている。特にカニが有名で、漁船が返ってくると、新鮮な海鮮がそのまま販売される。カニがおいしい秋になると、特にカザミガニが大量に捕れて安く売られる。漁港内には多くの海鮮料理店があり、買ったばかりの海産物を店で調理してもらうことができる。 漁港の朝市(楊宗翰) スーパーに並ぶ数々の海産物のおいしさは鮮度で決まる。宜蘭県東澳の粉鳥林漁港で水揚げされるカツオやサワラは脂がのっていて刺身にすると特においしい。明け方には、美食家や飲食店の仕入れ担当者が漁船の入港を待ち受けている。繁忙(黄有助) 雲林県口湖郷は台湾で最もボラの養殖が盛んな地域のひとつだ。冬に入ると収穫と処理に忙しくなるが、その苦労は報われ、村に少なからぬ収入をもたらす。イカを干す(黄有助) 雲林県口湖郷の台子村は、カラスミ作りとスルメの天日干しで知られる。たくさんのイカを並べ、天日と風にさらすと独特の風味が出る。この村の特産品の一つだ。大漁(邱俊豪) 台湾はシイラの漁獲高で世界4位に数えられる。午後4~5時になると、多くの人が集まり始め、漁船の入港を待つ。冬が旬のシイラの水揚げには、大型のクレーンが出動し、魚船内の大量の魚を吊り上げる。豊漁(許嘉恩) 台湾の養殖業は環境によって海水、淡水、浅海養殖に分かれており、主に養殖されているのは、ボラ、サバヒー、イズミダイ、ハタ、ウナギ、シジミ、カキなどだ。俗に「一にツバメノコノシロ、二にマナガツオ、三にニベ、四にタイ」と言われ、ツバメノコノシロのおいしさが知られている。 キーワード: 台湾 漁業 海産物 漁港 漁業 シェア