読者からの投稿写真 地方創生と地域産業 翻訳・山口 雪菜 2月 2024 中文 EN シェア 稲刈りの食農教育(林立昇) 嘉義県水上郷で稲刈り体験の食農教育が行なわれ、皆で農作業の大変さと喜びを体験した。食農教育の積極的な推進によって地元の産業を発展させ、子供たちは自分が暮らす土地についてさらに理解を深めることができる。 .池上散策(羅淑恵) 台東県の池上には豊富な景観と特徴的な文化がある。この谷地では豊かな作物が育ち、中でも米の産地として知られ「米の里」と呼ばれている。台湾では見逃せない観光地であり、池上米と秋の稲穂芸術祭は世界に知られている。陽明山竹子湖のカラー畑(王瑞夫) 竹子湖のカラーシーズンは、砂防、レジャー農業、環境保護、生花産業発展と、複数の機能を備えている。カラーの花は、馬の蹄を逆さにしたような形をしていて、ハスの花のように水の中から伸びるで「馬蹄蓮」とも呼ばれている。台東鹿野の熱気球(王長霖) 熱気球イベントは台東県に多くの人が集まる夏のフェスティバルで、光のアートのコンサート、ドローンのパフォーマンスや花火も楽しめる。鹿野の高台から熱気球がゆっくりと上がる時、その光景は人々に幸福感をもたらし、台東の空を美しくいろどるだけでなく、世界各地からも多くの人が訪れる。干し柿作り(張文雄) 独特の丘陵地形に恵まれた新竹県新埔では、雨が少なく乾燥していることから、秋から冬にかけて干し柿を作る。秋の強い日差しと九降風という大自然の力を利用して乾燥させることで、柿の渋みは消え、甘味と香りが増す。牡蠣棚観賞の旅(洪秀卿) 彰化県唯一の漁港である王功漁港。潮間帯の環境が良いため、地元漁師の多くは牡蠣の養殖で生計を立てており、そこから数々の観光産業が生まれている。牛車に乗って行く潮干狩りや、牡蠣棚のエコツーリズムなど、豊かな自然資源が活かされている。藍染め(蕭慶良) 新北市三峡の藍染フェスティバルは三峡区地方創生の一大イベントである。藍染めの工芸技術は受け継がれ、布染め教育を通してその魅力が広く知られるようになってきた。川での水洗いを通して、参加者は藍染め文化を実地で体験できる。玉里の金針花(カンゾウ)の季節(廖良香) 花蓮県玉里の赤科山農場は4ヘクタールにのぼる金針花(カンゾウ、ワスレグサ)の畑を持ち、周囲を黄色いカンゾウの花に囲まれて美しい。農場はカンゾウを経済作物として栽培しつつ、その美しさによるレジャーを打ち出し、地域の発展に貢献している。瑞里茶園トレイル(廖良香) 嘉義県梅山郷の瑞峰村では、ハイキングトレイルが美しい茶畑の中を通る。緑のチャノキがきれいに並んだ様子は、遠くからは幾何学模様に見え、茶の里の景色を堪能できる。石門の棚田(利勝章) 新北市石門区の農村再生計画では、農村体験キャンプを打ち出した。参加者はズボンの裾をまくり上げて田んぼに入り、田植えや稲刈りを学んで自然に触れる。この農村の貴重なランドスケープである棚田が、再び水と耕作の作用を取り戻した。 キーワード: 台湾 地方創生 地域産業 文化 クリエイティビティ レジャー エコロジー 農業 シェア