日常の饗宴―― B級グルメの美味なる世界 翻訳・山口 雪菜 11月 2025 中文 EN シェア 「台湾式ハンバーガー」とも呼ばれる刈包(グアバオ)。蒸したての白いマントウに豚の角煮、高菜漬け、ピーナッツ粉をはさんだもので、甘じょっぱい独特の風味が魅力だ。刈包が世界に知られるにつれ、さまざまな具材がはさまれるようになり、世界各地で食べられる美食となった。(林旻萱撮影) .もち米とピーナッツを主としたチマキの菜粽(ツァイゾン)。月桃の葉で包み、ゆでるか蒸していただく。店では醤油ベースの特製ソースをかけてくれ、台南では朝食によく食べられる。(林旻萱撮影)潤餅(ルンビン)は台湾風の春巻。さっぱりしたキャベツ、もやし、揚げた豚肉に豆干(硬い豆腐)などを包む。清明節には欠かせない食べ物だが、日常的にも屋台で買える安くておいしい軽食である。(林格立撮影)甘辛く煮込んだ豚足や豚バラ肉をご飯にのせていただく爌肉飯(コンロウファン)。特に彰化市が有名で、彰化の人々なら朝食から夕食まで、いつでも食べたいと思う庶民の味である。(荘坤儒撮影)豆乳をゆるく固めた豆花(トウファ)はきめが細かく柔らかい。ゆでたピーナッツやアズキ、タピオカなどをトッピングし、夏は冷やし、冬は暖めて食べる。誰にでも愛される日常のスイーツである。(林格立撮影)油で揚げた臭豆腐(チョウドウフ)は、外はサクサク、中はジューシーで柔らかい。さっぱりした漬物と特製のソースとともに口に含めば、強烈な風味と同時にさまざまな食感が楽しめる。台湾の夜市で最も恐れられ、なおかつ最も魅力的な味わいだ。(荘坤儒撮影) 写真 食文化 シェア