読者からの応募作品 台湾の漁港の魅力 翻訳・山口 雪菜 6月 2024 中文 EN シェア 朝焼けの南方澳(王世光) 南方澳の景観台(展望台)からは宜蘭の美しい景観を見下ろすことができる。虎頭山の鬱蒼たる森、内埤海湾の砂浜、豆腐岬などとともに美しい海が見渡せる絶好のポイントだ。 .新竹漁港(許嘉恩) 漁の最盛期を前に、漁船を引き上げて整備する。続いて漁具を補充し、海に出る前の検査を行なう。写真は夕暮れ時に漁船にペンキを塗る人。興達港(鄧珍詩) 高雄の興達港は昔からボラ漁(ボラの卵巣がカラスミになる)の中心地で、「烏金(ボラ・ゴールド)」の故郷と呼ばれる。天然のボラは近海の重要な海産物で、シーズンになると興達港はボラで溢れかえり、人々はその処理に追われる。小琉球の王船祭(呉宇莉) 屏東県の東港で3年に一度開かれる「迎王平安祭」は、東港鎮と琉球郷、南州郷で百年にわたって伝えられてきた宗教と文化の祭典である。中でも小琉球で行なわれる船祭は、規模は最も小さいが、漁港周辺の小さい道まですべて王船が練り歩く。明け方の南方澳(許嘉恩) 南方澳は東台湾最大の陸繋島。漁港の外を黒潮が通るため回遊魚の多い優れた漁場となっており、近海および遠洋漁業の重要な基地である。明け方の南方澳には、また一味違う風情がある。線西塭仔漁港の「擲吉」(荘政庁) 彰化県の線西塭仔漁港では、進水したばかりの新しい船を古い船が先導して入港し、「擲吉」という儀式を行なう。重さ1トンにのぼる餅や飴、まんじゅうなどを投げ、岸にいる人々が取り合うという豊漁を祈願する儀式だ。餅は台湾語の発音が「吉」と同じであるため、これを受け取ると縁起が良いとされている。金湖漁港の灯籠流し(荘政庁) 雲林県の祭典「口湖牽水状(車藏)」は国の無形文化資産に登録されており、その中の灯籠流しは金湖漁港で行なわれる。人々は樹脂の筏で海へ出て、間近で灯篭を流す神秘的な雰囲気を味わう。漆黒の海に浮かぶ灯篭は、まるで小さな灯台のように光を放つ。蘭陽媽祖文化フェスティバル(陳紫晴) 蘭陽媽祖文化フェスティバルは、東海岸の蘇澳漁港の年に一度の一大イベントで、海上の巡行と陸上の巡行が行なわれる。海では艦艇が漁船に放水して祝福し、蘇澳漁港のすべての漁船が一斉に出発して海を巡行し、媽祖様に安全と豊漁を祈る。基隆の正浜漁港(羅淑惠) 台湾北部の基隆は、三方を山に囲まれて海に面しているため深い天然の良港に恵まれており、コンテナ船や客船が次々と入港する。正浜漁港は和平島の南に位置した歴史の長い港で、昔懐かしい町並みが残っている。港に面した建物には鮮やかな色が塗られ、美しい景観を呈している。漁網を繕う(王昭貴) 宜蘭県の南方澳漁港は台湾の三大漁港の一つに数えられる。漁船が返ってくると、傷んだ漁網を大勢の人で夜通し補修しなければならない。 キーワード: 漁港 海洋 風習/習慣 漁業 シェア