父権社会から平等な社会への転換の過程で、女性の役割は新旧の思想の間で変化し、価値観の衝突も生じ、それぞれの時代に程度の異なる火花を散らしてきた。そして今日、台湾のジェンダー平等指数は世界6位、アジアでトップとなり、女性たちは社会のさまざまな分野で優れた業績をあげている。台湾の発展の歴史において、女性の力は極めて重要な役割を果たしてきたと言えるだろう。
今月号の『光華』カバーストーリーでは、科学、金融、企業、慈善活動の四分野における優れた女性をご紹介する。大気科学を研究する林依依博士、有機農業に力を注ぐ永豊余バイオテックの何奕佳·総経理、金融業の力を活かして気候変動対策に貢献する国泰金控(キャセイ·フィナンシャル·ホールディングス)の程淑芬CIO、そしてDharti Mataを立ち上げた林念慈さんと全球小紅帽の林薇さんである。職場や生活での彼女たちのチャレンジから、台湾人女性が職場や社会、そして地球環境にどのように向き合っているかをお読みいただきたい。
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台湾と国際社会との交流を見ると、出版物の版権が注目されるようになり、多くの台湾の図書が海外で翻訳出版されるようになった。台湾とリトアニアとの深まる民間交流にも注目したい。またアメリカのミュージック·フェスティバルSXSWには台湾のバンドやアーティストがTaiwan Beatsとして参加した。世界の舞台に台湾が欠席することはなく、あらゆる形で台湾の熱意と活力を伝えている。
このほかに、2021年の「ムスリムにフレンドリーな旅行先(GMTI)」のランキングにおいて、台湾はイスラム協力機構非加盟国の中でイギリスと並んで2位に挙げられた。交通部観光局国際組の黄勢芳·組長は『光華』の取材に応じてこう語っている。「暑くて乾燥した中近東のムスリムは少々雨が多くても緑の多い環境を好み、インドネシアのムスリムはショッピングセンターが好きです。台湾にはこの両方があり、それらの間を素早く移動する交通手段も整っています」と。我が国の政府は民間と手を組み、マレーシアやインドネシアを中心としたムスリムに向けて、どのようにフレンドリーな環境を生み出しているのだろうか。
一方、産業面では台湾の新たな研究開発2項目が2021年の「エジソン賞」に輝いた。また民間企業とNGOが手を組んで優れた植樹方法を開発し、気候変動と環境問題の解決に取り組んでいる。今月も、『光華』の豊富な内容をじっくりとご覧いただきたい。