読者からの投稿作品

古跡を描く（利勝章）

国家二級古跡に指定されている新北市板橋の林家花園。伝統的な美しい大邸宅は、台湾でもっともよく保存されている庭園建築であり、人気の観光スポットでもある。

鹿港龍山寺（呉家仁）

彰化県鹿港の龍山寺の本尊は観音菩薩で、参拝者が後を絶たない。ここは台湾各地にある龍山寺の中でも最大の規模を誇り、建築物もよく保存されており、国家一級古跡に指定されている。

神のご加護（兪宝華）

長い歴史を持つ台北の大龍峒保安宮の建物は古典的で優雅、殿内の文物も芸術的価値が高い。庶民の信仰の中心としてさまざまな行事を執り行い、常に多くの人が参拝に訪れる。

新城天主教堂（陳其軒）

花蓮新城の天主堂は1956年に建てられた。西洋の教会のような荘厳さを感じさせ、壁面はツタに覆われている。船のような形をしているため、台湾のノアの方舟と呼ばれている。

中山堂の光と音のショー（陳美秀）

台北市の中心にある中山堂は、1936年に建てられた台湾初の展覧会用建築で、日本の著名な建築家・井出薫の作品だ。写真は中山堂で開かれたソンエルミエールの様子。

台湾で最も古い教会の新年（陳紫晴）

台湾で現存する最も古い教会、屏東県の萬金聖母聖殿（一般に萬金聖母堂とも呼ばれる）は、スペイン人のフェルナンド・サインス神父が建てた。

北投温泉博物館（蕭如伶）

北投温泉博物館の畳の広間に午後の光が差し込み、回廊には日本風の提灯が下がっている。改修を終えた古い建造物は訪れてみる価値がある。

北門と台北郵便局（蕭慶良）

雨上がり、二つの歴史ある建造物の間を自転車で行く。大きな水たまりに北門と台北郵便局が映り込み、調和のとれた美しい景観を作り出す。

伝統の三合院（黄慧琴）

三合院は伝統的な民家の建築様式で、中央の庁堂と両側の廂房から構成される。地方の住民と自然との関係が表れているが、今では貴重な存在だ。写真は農家の日常の暮らしをよくとらえている。