スマートネットワークとポスト‧コンバージェンス‧ワールドの時代が到来し、IoTとスマート工業による「新デジタル製造」への移行が重要な課題になっている。
台湾には川上から川下までの完備した産業チェーンがあり、強大なクラスター効果と競争力を持ち、近年はテクノロジーの異分野融合の発展が進んでいる。スマート医療とスマートウェアの融合、グリーン建築産業とテクノロジーの応用、5G環境での芸術文化の展開、コロナ禍の飲食業界のデジタルトランスフォーメーションなどだ。今月の『光華』は、イノベーションと起業という二大要素を中心に、取材班がテクノロジーが異分野と融合する新たな世界をご案内する。
また、今年(2022年)、アメリカで開催されたCES(コンシューマー‧エレクトロニクス‧ショー)でイノベーション‧アワードを受賞した多数の新技術や、経済部中小企業処による女性起業家支援計画の実例などをご紹介する。さらに、台湾の情報通信大手8社がネットゼロに向けて具体的なプランと決意を示して結成した台湾気候連盟や、ますます増える電気自動車に必要な充電スタンドの研究開発についてもお伝えする。今月の光華はテクノロジーの情報にあふれている。
今年の5月、『光華』は輔仁大学の済時楼9階にある国際会議ホールで「天使伝愛:新刊座談会」を開催した。パネリストとして列席された台北大司教区の鍾安住‧大司教、中央研究院アカデミー会員の陳建仁‧前副総統、輔仁大学文学部の陳方中‧学部長等の巧みなお話しをうかがいながら、座談会は円満に進行した。
座談会の内容は、台湾におけるカトリックの数々の事績、台湾と海外の聖職者の理念と教育、カトリックの学術研究上の課題、異なる時代における布教方法の違いなどで、深い討論を行なうとともにさまざまな経験が共有された。この座談会は『光華』と輔仁大学、光啓社の三者によってライブ配信もされた。
この新刊『天使伝愛:台湾におけるカトリック教』は、1976年の『光華』創刊時からの、台湾におけるカトリックに関する20の記事を一冊にまとめたもので、異国から渡ってきた多くの聖職者の台湾への貢献と愛の奉仕を紹介している。全巻、英語の対照訳がつき、感動的な物語と貴重な写真を豊富に掲載している。興味のある読者の多くは、今年6月に開かれた台北国際ブックフェアの『光華』のブースでご覧になったことだろう。ぜひ『光華』の公式サイトからお申込みいただきたい。