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王品グループのレストラン、西堤や陶板屋で食事をしたことのある人なら、その従業員の笑顔が印象に残っていることだろう。王品の「看板」はそのサービスとイノベーションだ。十数年来、王品は次々と新たなブランドを打ち出してきた。ステーキから日本料理、フレンチ、鍋料理、そしてベジタリアン料理やカフェまであり、国内のレストラングループのトップブランドとなった。同社は株式公開前の説明会を孔子廟で開き、戴勝益董事長は中国の伝統衣装を着てその論語経営学を語り、大きな話題になった。
台湾のサービス業は今、離職率の高さ、革新や研究開発の不足という共通の課題に直面しているが、王品にとって、これらは強みなのである。
創業19年の王品には11のブランドがある。最新の「石二鍋」は従来の王品グループの中心価格帯800~1000元を打破し、200元でお釣りがくるという低価格路線で、現在20店舗を展開している。
石二鍋のメニューは鍋料理だけで、カウンターが一列に並び、お客は鍋を食べながら、オープンキッチンの作業を見ることができる。
低価格のレストランへ進出するに当って、王品では頭を切り替える必要があった、と石二鍋を創設した曹原彰総経理は言う。ホールのサービスから食材、内部の事務作業まで、すべての面で十数年来の思考モデルを打破する必要があった。
石二鍋は「家の第二のキッチン」という位置付けで、料理を作らない家庭や単身者をターゲットとしており、他のレストランが会食や接待をターゲットとしているのとは全く異なる。
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